語学を勉強するときに、会話ができるようになりたい。その言語の国で自由に旅行したい、または住んでみたい。そんな夢を抱きながら勉強する人が多いのではないでしょうか?
そして、勉強をはじめて、いくつかの参考書があったとしても、実用的ではなかったり、いったいどんな単語を覚えれば困らないのだろう?と誰でも一度は考えますよね。
そして、片っ端らから単語を覚えようと無謀なことをしてみたり。
ドイツの現地の語学学校に通うと、学校によってテキストは違うのですが、私が実際に実用的な文や単語が多いと感じたテキストを今日は、おススメしたいと思います。
ただし、これはDTZ(Deutsch-Test für Zuwanderer)用のテキストですので、もしも今後DZゲーテのテストを受けようと目標を持っている方は、そちら専用のテキストで勉強してください。DTZのテキストはDZのテキストよりも簡単な内容となっています。
おススメしたいテキスト
「schritte PLUS NEU」
Schritte Plus Neu - sechsbandige Ausgabe: Kursbuch + Arbeitsbuch A1.1 + CD zum
このテキストは3部構成になっていて、はじめは、そのレッスンの聞き取りや文法を学ぶレッスン、そして練習問題で、次が単語となっています。全部、ドイツ語なので意味は自分で調べないといけませんが、単語は、実際ドイツで使われている単語が多いので、勉強になります。
イメージとしては、1~7のレッスンのはじめに、全ての聞き取り・文法問題がのっていて、次に練習問題でと、まとまっている感じです。
小難しい文章が少ないので、進めやすいと思います。
日本で買った本は、一気にいろいろ書かれているので、混乱しやすいのですが、このテキストだと、格の勉強も(1格・2格・3格・4格)いっぺんに覚えるのではなくて、小出しにしてくれているので、混乱しにくいと思います。
また、スマートフォンに音声をダウンロードできるので、いちいちCDを再生しなくても勉強できるところが、便利です。
回答も、インターネットで確認できます。
※ただ、回答が間違っていることがあるのが、難点です。
【いいところ】
・会話や単語が日常的に使われているもので作られているので、理解しやすい
・スマホで再生できるので、どこでも聴ける
・1章の単語数が多いので、文法を勉強しながら単語数を増やせる
・文法も小出しなので、しっかり覚えられる
【いまいちなところ】
・回答をインターネットで確認しないといけない
・たまに回答が間違えている時がある
・全てドイツ語で書かれているので、自分で調べないといけない
・聞き取りのテキストがないので、聞き取れなかった場合にはわからないまま
値段はそんなに、高くないです。ゆっくり、確実にドイツ語を学びたい人向けかもしれないですね。ドイツ語の資格だけを急ぎでと思っている人には物足りない内容です。
(日本価格はちょっと高めでした。)
ちなみに、語学センスがない私は、B1の勉強を始めたころ、ようやくドイツ語が口から出てくるようになりました。(汗)
今日は、語学センスゼロの私にもわかりやすい、現地テキストを紹介しました。
Schritte Plus Neu - sechsbandige Ausgabe: Kursbuch + Arbeitsbuch A2.1 + CD zum
Schritte Plus Neu - sechsbandige Ausgabe: Kurs- und Arbeitsbuch A2.2 + CD zum
Schritte Plus Neu - sechsbandige Ausgabe: Kurs- und Arbeitsbuch B1.2 + CD zum
最後まで読んでいただきありがとうございました。