ドイツのフュッセン(Füssen)はロマンチック街道の終着地です。テレビの旅番組で度々取り上げられるのでご存じの方が多いのではないでしょうか?ノイシュヴァンシュタイン城近くのメルヘンな街です。
【フュッセンとは?】
bayern バイエルン州・アルゴイ「Allgäu」(南ドイツ)に位置するフュッセンは人口15,508人、オーストリアの国境付近にあり、湖や山に囲まれる自然豊かな美しい街です。フュッセンの住宅街に隣接している湖はフォルクゲン湖(Forggensee)で少し足をのばすとヴァイセン湖(Weißensee)という綺麗な湖もあります。フュッセン近くには湖がたくさんあります。また街から見える山はアンマーガウアー アルペン(Ammergauer Alpen または Ammegebirge←フッセンから見えるのはこちら)といい最高峰は高さ2,340メートルだそうです。季節によって美しさが変わるのでどのシーズンに訪れても損はないでしょう。
この街の近くはかなり散策しているので、湖とノイシュヴァンシュタイン城の特集は別記事で書きたいと思います。
【アクセス】
電車:ミュンヘンから直通 2時間弱
フランクフルトから 4.5時間(フランクフルトからだと時間によって乗り換え駅が違ってくるので事前にチェックしておきましょう)
今回は長めの動画を作成してみました。フュッセンから歩けるエリアの紹介ですのでぜひ合わせてお楽しみください。
動画はこちら
【有名スポット】
【旧市街】
カラフルな街並みでまるでおとぎ話の世界にいる感覚になります。とても可愛らしいですよね。観光地の街なだけあって、いたるところにお土産屋さんがあります。
ビール専門のお土産屋さんですね。
【レッヒフォール(Lechfall)】
近くにレヒ川が流れていて、この滝はレッヒフォールといいます。結構迫力があって、観光客でいつも賑わっています。
【フランチスカーナー修道院(Franziskanerkloster)】
最初のフランチスカーナはチロルのロイテから来てフッセンの市民の要請で1628年に修道院を建てたとのことです。現在では9人のフランチスカーナがフュッセンに住んでおり、修道院の周りは山や湖、城に囲まれていることからドイツのフランチスカー宗の中で一番美しい修道院と言われているようです。
(※カタカナでドイツ語を表示するのが苦手なのでフランシスカンでしょうか?フランチスカン?誤りがあったらすみません。)
【フュッセン市立博物館(Museum der Stadt Füssen) 】
もともとは修道院でしたが、現在は博物館として機能しています。中はカラフルで可愛らしくなっており、図書館が好評だそうです。確か6€くらいで中に入れたと思います
【シュピタール教会(Spitalkirche)】
15世紀半ばにゴシック様式で建てられました。1733年に火事で教会が破壊しましたが
1748年から1749年にかけて、教会を再建しました。
アントンジョセフウォルチは、1749年にロッココスタイルのカラフルなフレスコ画で外壁を塗装しました。上部には三位一体(父なる神、子、聖霊)が見え、下部には聖人フロリアン(左)とクリストフォラス(右)が描かれています。
ホーエス城(Hohes Schloss)
元はアウグスブルクの王子司教たちの夏の邸宅でした。中庭では独特な壁画をみることができます。だまし絵として有名です。現在は税務署や美術館として利用されています。また結婚式もできるのだとか。
1291年にルートヴィヒが違法に城を建設し、それをなんとかアウグスブルクの司教が中止させ、役所として拡張させその後、フリードリッヒ2世フォンゾラーン司教により1489年から1504年の間に城を再設計しました。
この他にも、本当に自然豊かなので周りを散策するだけでも楽しめます。自然好き派の方にお勧めの街です。
私は南ドイツばかりなのですが、南ドイツの中でも水が透き通って綺麗な湖があるところってあまり見たことがなくて、このフュッセンのエリアは春夏は湖がブルーハワイのような色になり本当に本当に美しいので自信をもっておススメします。
いかがでしたでしょうか?
長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。